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TCPについて

活動の概要

チベットの心を育むために、チベット孤児はもちろん、国籍を問わず、孤児院を運営しています。またチベット医学の継承者を育成していきます。 チベットの心を学び、チベットの精神を引き継ぐ 一人として世界平和のために活躍できる人になるように育てています。

児童養護施設

養護を要するチベット人児童の健全な育成を目的とした施設

両親のない孤児や、様々な理由で家庭での養育が困難な児童・乳幼児を保護し養育する施設です。子どもたちの生活指導、チベット文化の伝承や年間行事の指導は、尼僧(アニ)および、チベット予防医学室のアムチによって行います。
就学年齢に達する児童は、チベット亡命政府の難民学校、およびその児童に最もふさわしいと判断される学校に通学します。

安全で健康的な生活を保障すると同時に、チベット人としてのアイデンティティーを育むことを目的としています。

日本人スタッフ1名が常駐で子供たちのお世話をしています。

チベットハーバルクリニック

チベット医学医:アムチによる診察と、予防に重点を置いたチベット自然薬の提供とアドバイスを行う施設

チベット難民のうち、ラマ(僧侶)、お年寄り、生活困難者に対しては診察費・薬代を無料とします。地域に根ざしたアムチの活動と、深遠なチベット医学の伝統を支える施設です。一人ひとりの症状、病歴、体質などに合わせた天然ハーブの調合・健康へのアドバイスは日本からも受けつけます(通訳付き)。

トレーニングセンター

介護基礎、語学(チベット語、英語、日本語)の学習施設

【現在休止中】

チベットの人々が難民として第三国に移住した場合、最初に問題となるのが、労働と言語です。 労働に関しては現在、移住先で最もニーズの高い職業は「介護」です。この現状を踏まえ、即戦的な実践能力を身につけるため「介護」の基礎を学ぶプログラムを用意しました。「介護」の内容は、一般介護、および衛生、チベット医学の基礎、マッサージ、救命救急、料理などです。チベット式の生活経験しかない人々が、おだやかに移住先の生活に根を下ろして行けるような、細かな生活習慣のアドバイスも行ってゆきます。

語学は学校教育を受けることが出来ずに、読み書きが出来ないチベット難民、およびネパールで生まれたチベット人2世を対象にしたチベット語講座を設けます。また、移住先の国の人々と円滑にコミュニケーションをとり、充実した生活を送るために必要となる英語の講座も設けます。2008年度に日本で解禁された外国人介護師研修生受入れを念頭に、日本語の講座も順次開講します。英語、日本語は初歩的な会話を中心に、生活に必要な言語能力を育てます。

いずれの講座も参加意欲を高めるため、低額の授業料を徴収します。

スタディーツアー

青少年から高齢者までをスタディーツアーでお迎えします。TCPでの貴重な体験や、カトマンドゥ市内の見学、ヒマラヤ山脈を望むツアーなどで、日本にはない光景を見学し、ネパールの暮らしを体験することで視野を広げ、自分を見つめ直すきっかけを作るお手伝いをします。

ホスピス

身寄りのないお年寄の受け入れとケア。生活困難者には無償でケアできる組織作りを目指します。

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2020.03.03
インスタグラムを開始しました!
現地の様子、子ども達の暮らしはインスタID「tcp_staff」を検索ください。
2020.01.01
スタッフブログでは、2009年からのTCP運営の様子がご覧いただけます