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TCPについて

活動の概要

チベタン・チルドレンズ・プロジェクト(TCP)とは、チベット人難民の支援を目的とした各種プログラムを提供するプロジェクトの総称です。チベット本土を支援してきたミンドゥリン・プロジェクトの新たな形態として、ネパールで展開するチベット人支援活動です。

職業訓練(介護福祉)、語学(チベット語・英語・日本語)の2つのプログラムを提供する「トレーニングセンター」と、児童・乳幼児を対象とした「児童養護施設」、伝統的な予防医学を継承する「チベット予防医学室」を、2009年3月、ネパールの首都カトマンドゥのチベット人居住地区スワヤンブナートにオープンしました。

第一期事業2008年10月から2009年3月までに展開する事業

トレーニングセンター

介護基礎、語学(チベット語、英語、日本語)の学習施設

チベットの人々が難民として第三国に移住した場合、最初に問題となるのが、労働と言語です。 労働に関しては現在、移住先で最もニーズの高い職業は「介護」です。この現状を踏まえ、即戦的な実践能力を身につけるため「介護」の基礎を学ぶプログラムを用意しました。「介護」の内容は、一般介護、および衛生、チベット医学の基礎、マッサージ、救命救急、料理などです。チベット式の生活経験しかない人々が、おだやかに移住先の生活に根を下ろして行けるような、細かな生活習慣のアドバイスも行ってゆきます。

語学は学校教育を受けることが出来ずに、読み書きが出来ないチベット難民、およびネパールで生まれたチベット人2世を対象にしたチベット語講座を設けます。また、移住先の国の人々と円滑にコミュニケーションをとり、充実した生活を送るために必要となる英語の講座も設けます。2008年度に日本で解禁された外国人介護師研修生受入れを念頭に、日本語の講座も順次開講します。英語、日本語は初歩的な会話を中心に、生活に必要な言語能力を育てます。

いずれの講座も参加意欲を高めるため、低額の授業料を徴収します。

児童養護施設

養護を要するチベット人児童の健全な育成を目的とした施設

両親のない孤児や、様々な理由で家庭での養育が困難な児童・乳幼児を保護し養育する施設です。子どもたちの生活指導、チベット文化の伝承や年間行事の指導は、ケチャ・アニ尼僧寺の尼僧(アニ)および、チベット予防医学室のアムチによって行います。
就学年齢に達する児童は、チベット亡命政府の難民学校、およびその児童に最もふさわしいと判断される学校に通学します。

安全で健康的な生活を保障すると同時に、チベット人としてのアイデンティティーを育むことを目的としています。

チベット予防医学室

チベット医学医:アムチによる診察と、予防に重点を置いたチベット自然薬の提供とアドバイスを行う施設

チベット難民のうち、ラマ(僧侶)、お年寄り、生活困難者に対しては診察費・薬代を無料とします。地域に根ざしたアムチの活動と、深遠なチベット医学の伝統を支える施設です。一人ひとりの症状、病歴、体質などに合わせた天然ハーブの調合・健康へのアドバイスは日本からも受けつけます(通訳付き)。

第二期事業今後の展開を予定している事業

図書室

孤児院及び、地域の子ども達のための図書館を設立します。本を手にすることでより多くの価値観、世界観に触れることを目的とした施設です。

文字を読み書きすることの面白さを知り、その能力を身につけることによって飛躍的に知識の幅が広がることを子ども達に体感してもらうための図書館です。地域の子ども達の交流の場としても機能する枠作りを目指します。図工などの各種創作プログラムも外部講師により行う計画です。

ホスピス

身寄りのないお年寄の受け入れとケア。生活困難者には無償でケアできる組織作りを目指します。

青年派遣プログラム

日本では社会との交流に支障をきたしている「引きこもり」の若者が存在します。彼らの一部は日本の自宅に引きこもる「内ごもり」の状態にプレッシャーを感じ、アジアの都市の安宿に滞在する「外ごもり」を続けています。下川祐治氏の著書『日本を降りる若者たち』によれば、タイを中心に、その数は現在1万人とのことです。「外ごもり」をする彼らは日本にいるときよりも精神的に開放されるからなのか、他者との交流を持ち、時にはボランティア活動などにも参加したりています。このような事例を実際に見受ける中で発案されたのが、この青年派遣プログラムです。

病的な原因以外で社会参加に抵抗を感じている青年を対象としています。TCPでのボランティア活動に参加し、おだやかに社会と関わる形を整えてもらうことを目的とする、交流プログラムです。

最新ニュース

2009.03.10
皆さまのご支援により、無事開校式を終えることが出来ました。開校式の様子はスタッフブログをご覧ください。
2009.02.16
スタッフブログが開設しました。現地の様子、子ども達の暮らしなどをお届けします。
2008.11.29
ホームページが開設しました。今後ともあたたかいご支援のほどよろしくお願いいたします。